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2016年11月 1日 (火)

富士山麓をぐるり散策・富士山五合目

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10月中旬、富士山五合目へ向かった。今年の紅葉は遅くまだ真っ盛りの黄金色に到達していなかったが神々しさは漂っていた。昨年の富士山の初冠雪は10月11日で山頂は白い輝きでまぶしく光っていたが、今年の富士山は、山肌をあらわにした雄々しい姿だった。富士山をよく知る人から、富士山の本然を見るには、8月初旬から9月初旬がいいとお聞きしたが、冠雪のないその時期、険しい山肌がくっきり見えるからだろう~。やがて白い帽子をかぶった優しい姿に変身するのだろうが、今年は秋以降も気温が高い日が続いたので、この時期でも褐色や灰色の凛々しい山肌がまだ残っている。さあ~憧れの山へGO!

富士スバルライン5合目入り口にある「奥庭自然公園」(標高約2250メートル付近)に駐車し坂道を下ること5分、奥庭荘に到着。この辺は天狗の庭とも呼ばれ、天狗岩など富士溶岩の塊が祭られている。昔、富士山に住む天狗様が日夜この庭で遊んだそうで、鳥居の後ろにある天狗岩は天狗様が山頂から小脇に抱え持ち帰ってここに置き、天へ上るとき、天から降りる時の台石にしたとされる。石畳みの遊歩道の両側には、カラマツ、シラビソ、コメツガ、シャクナゲ、ナナカマドの木や波うねった溶岩塊が点在し、コケモモ、タカネバラが目につくこの光景、昨年と同様。

火口底の遊歩道を300mほど行くと奥庭展望台に着き、雄大な裾野を広げる富士山の姿がくっきりと仰げる。御庭は標高2400m付近にある森林限界地点でもあり、丈の低いカラマツやシャクナゲが自生し、名前のとおりに天然の庭園って感じ。

雄大な富士山頂までの山肌の美しさ、大自然のスケールを感じさせる奥庭で散策を楽しむ。太古からの息吹、それはただ古いだけではなく、はるか遠くから吹く風の息吹と重なり、天をも貫く勇ましい富士を仰ぎ見ると、私の過ぎ去った年月をも、風に吹かれ流れゆくような錯覚におちいる。 そう、自然林が広がるお庭は、芸術家が造った庭のようで美的感覚抜群で素晴らしい。山頂から注がれる太陽の光が大地へ樹々へと説き伏せるように、はたまた話しかけるように流れいる。幸福に満ちあふれた傾斜面にも緩く、ななめに光が当たり、成熟された自然の内部へと・・・

奥庭から「お中道」へと移動。富士山の中腹を巡る「お中道」は、大沢崩れに向かって往復約8㎞の道のりで、はじめは起伏のない平坦な道でシラビソやトウヒといった針葉樹が広がる道。やがてダケカンバ、ハンノキが混じる深い原生の森へから荒涼とした砂礫の道へと。大沢崩れの全貌が眼前に現れる時、秀麗な富士山からは想像もつかない壮絶な顔を見る。凄い迫力だが断崖を前に、思わずじりじり後ずさり。数年前、私のウオークはそこで止まりUターンしたのだった。

そんな体験を胸に秘め、ここ数年、余り無理をせず、分かれ道にたどり着いたとき、富士山五合目の駐車場へ向かう穏やかなコースをウオークしている。晴天のもとにど~と鎮座する富士山を仰ぎながら、はたまた足跡を振り返りながら、八ヶ岳など南アルプス連峰や富士五湖の河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の眺望に目を細めながら・・・。厳しい自然に耐え、低く矮小化されたカラマツなどが自生する道を約2.5km歩き富士山五合目の駐車場へと。

青空の光を集中的に受けた五合目広場には観光客があふれ熱気がむんむん。カラフルな土産店やレストランが立ち並ぶ光景は何ともまぶしい。山道で出会ったのはすれ違う登山者と、無言の富士山だけだったためか、まるで違った空間が、時間が富士山のふところで点在しているようだった。さあ、レストランで豚丼を頂こう。心身共に大満足後、富士山でしか買えないコケモモのジャムをしっかり抱え、陽気な歌を口ずさみながら山を下っていった。

       わたしの人生

    パンチ パンチ
    わたしの人生は
    はちきれるエネルギーの中
    あ、あ、あ、あ
    わたしの山鳩よ一緒に飛ぼう!

    ピロ ピロ
    わたしの人生は
    はじける明るいリズムの踊り
    あ、あ、あ、あ、
    わたしの山鳩よ一緒に歌おう!

    オレ オレ
    わたしの人生は
    身をくねらせる笑いと音楽の川
    あ、あ、あ、あ
    わたしの山鳩よ一緒に笑おう

    パピ パピ
    わたしの人生は
    違う違うと修正の連続にあり
    あ、あ、あ、あ、
    わたしの山鳩よ一緒に飛び立とう

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天狗岩

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コケモモ

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お中道

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富士山五合目広場

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富士t小御嶽神社 161020__067_s

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コメント

すーさん

こんにちは!
富士山五合目の姿ですね~。結構緑が多くきれいに色づいていますね。建物もカラフルで楽しい雰囲気なのでゆっくり楽しめそうです。詩は読めば読むほど味わいのある詩で素敵ですscissors

ねねさま

早速お越しくださってありがとうございます。
はい、富士山五合目周辺は緑も多く大自然の真ん中です。が、山頂は岩肌がむき出し険しい顔ですが・・・。
五合目駐車場広場には山小屋風の建物が幾つかあり、そこで土産や、食事などを楽しみます。
詩は富士山のことではないですが、リズム感のある歌もたまにはいいかなあ~と思いました(@;@)

天狗の庭で戯れるすーさん!
なんか天狗さんが喜んでいる風に見えました!
すてきなレストランなどの五合目、軽装の登山者が見られます。やはり富士山は人気がありますね!
こちらでも富士山へ一緒に行こうと誘われていますが・・なかなか腰が重いです。一度は行きたいと山ですが・・
詩は鳩が主役ですね!今日、真っ白な鳩が一羽混じって群舞していました。動きがありいい詩です!
富士山はやはり雄大ですね!素晴らしいです。
いつも綺麗な写真に感激しています。
ありがとうございました。

ゼンタロウさま

早速にご覧くださってありがとうございます。
その日、天候もよく気温も高かったので歩きやすかったです。登山者も軽装、私も一枚づつ脱ぎながら歩きました。
富士山山腸を目指すより、遠くから眺めるほうが良いと、とか世間では言いますが、最近、私もそのような心境になってきました.
詩ははじめ白鳩と書きましたが、山鳩にしました。群生の中に一羽の白い鳩が混じって舞う。素敵な光景が目に浮かびます。
お庭の天狗岩に寄りかかり、天狗さんと仲良くさせていただき、楽しいひと時を過ごしました。(@0@)

森 すえ 様 

素晴らしい紀行文とお写真に感動しています。 こうして、eo blog でやりとりできますのが来年3月までとか、世の中のつれなさを感じます。こちらも紅葉が遅い様に感じますが富士山付近も少し遅いのでしょうか! 
お写真を拝見する限りとても良いお天気で、それこそ、雲一つない様に感じます。 
「自然林が広がるお庭」の下りの文は、とても心に沁みます。 有難うございましたhappy01


osamuさま

早速ご覧くださってありがとうございます。
eoblog でやりとりできますのが来年3月までなのですか。
しりませんでした。その後、osamuさんはいかがされるのでしょうか。よろしかったらいろいろとお教えくださいませ。できましたらこれまでと同様、引き続きのやりとりをしたく思います。
富士山麓の紅葉も例年より2週間ばかり遅く、気温も低くなってきたこれからがいいのでしょうね。
ご丁寧にご覧くださってとても嬉しいです。

雲一つない快晴の日に富士山5合目にお出かけされて、奥庭~お中道を歩かれ、さぞ爽快だったことでしょう。カラマツの紅葉が始まっていますね。荘厳な富士山を身近に仰ぎ、雄大な景色も眼下に見えて、軽快に口ずさみやすい詩を詠われ素敵です。

ヒロシさま

ご覧いただきありがとうございます。
2週間あまり滞在中、快晴の日に恵まれるチャンスがあまりなく、やっと恵まれた日に急いで五合目へと飛びました。
紅葉はもう少し先でしたが、富士山の紅葉はカラマツなど黄金色ですので綺麗でした。荘厳な富士山を前に、バックに八ヶ岳、富士五湖などを眺めながらウオークできますの良いコースですね。
詩を楽しんでくださりとてもうれしいです。ご旅行のあと、お疲れでしょうにありがとうございました。

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