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2016年11月21日 (月)

ホームページを引っ越しします。

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長年にわたり楽しんできました「eo blog」も来年3月末に終了することになるようです。そこでこれからは「seesaa」でお世話になることにいたしました 。
「eo blog」での活用期間は2007年2月~2016年11月の9年9か月。その間、紀行文や写真など約650記事を掲載してまいりました。改めて思い返しますと、よくやったなぁ~と自分ながら驚きもし感心もいたしますが、これもひとえにご覧下っている多くの皆様方の励ましがあってのことと、心から感謝しております。
これからもできるだけ長きにわたり続けたく思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。

移行先の新しいホームページ「seesaa」は以下のところです。
新しいホームページへの移行は11月23日の予定です。

               http://morisue3.seesaa.net/

 

2014年8月13日 (水)

涼を求めて(その1)城ケ島へ

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夏のある日、ノールウェーの友人からメールが届く。
「ご無沙汰しております。すーさんお元気ですか。ブログを見ると色々と旅行で相変わらず忙しそうです。私は今年も日本に来ていて、家族で妻の横須賀の実家に泊めさせてもらっています。日本は蒸し暑くなってたまらない位ですね。昨日も今日も子供とプールに行って来ました。 今年は8月2日までいます。もしすーさんの都合がよければ会いませんか。渋谷でランチでもいいし、一昨年みたいに日帰り旅行でもいいし…。それでは、暑い中熱中症にならないように気を付けてね。また会える事を望んでいます。」

20数年前、モスクワ空港で知りあった友人はノルウェー人。毎年、遠くからやってきて日本の夏を過ごしている。その都度、私たちは会うようにしているが、昨夏は会えなかった。が、一昨年は真鶴半島で自然、歴史、芸術に触れながら、魅力いっぱいの自然散策コースをゆっくり楽しんだのだった。

今夏は、アメリカから帰国中の娘と三人で「城ケ島」へ行くことになった。城ヶ島は、神奈川県三浦半島の南端にある周囲長約4 km、面積0.99 km²の小さな自然島で、東西幅約1.8 km、南北幅約0.6kmと東西に細長いの地形をしたユニークな島である。

城ケ島の島名は、この地に城郭があったことによる名称らしいが、昔、尉(じょう(老爺))という者が住んでいたので「尉ヶ島」と書いたのを後に今の文字に改めたと言われたり、また、この島の先祖は三崎の「城村(じょうむら)」から移り住んだ人たちが多かったことから「城」の字が使われたとも・・・。

さて、私たちの島めぐりの旅は、友人のプランにしたがってGO-!!まず、三人は10時に京急三崎口駅で合流。バスで城ケ島の終点まで直行し、城ケ島海岸をぶらぶらとウォーキングを楽しむことに。友人のKさんと娘は約20年ぶりかの再会なので話が弾む。ヤッホー島の西の長津呂崎の近くに到着!!立ち並ぶ店前を通過し海の見えるほうへと・・・。

潮風をあびながら海岸を見渡すと、標高30m程の平坦な岩礁地帯が広がっているが、内部で急激に海に落ち込んでいる。これが海岸風景なの?!うわぉ~驚いた。ところどころに砂浜があるものの、海に向かって縦に延びる岩が成長し塊になり、潮の満ち干につれて、盛り上がったり、沈んだりしているのだろう~。声のない黒々とした険しい岩が傷つきながらも高貴な姿を保っている。いやはや想定外の風景に驚きつつ、じっと波の音を聞きいると、静かさや、おだやかさが目に沁みる。意外や意外、城ケ島は面白い!そろそろと岩の上を歩いて行く。歩きずらいが滑ることもなく前進。

灯台にやってきました。・・・と言っても階段をすこし登っただけだが、東西端部に岩礁地帯が広がる風景は雄大で素晴らしい!!城ヶ島灯台は標高約30m の崖上に建つ灯台で、江戸時代に設置された灯明台。日本の西洋式灯台では5番目で、最も古い時代に設置された灯台の1つとされる。
ここで昼食。三昧鮪丼(マグロ、シラス、イクラ)を頂く。新鮮で本当においしい!!さすが漁業の島である。

次に赤羽根崎にある「馬の背洞門」へ。侵食によって岩がメガネ状に繰り抜かれたアーチ状の岩(海食洞門)で、赤羽根崎の突端にある。1923年以前は洞門下を小船で通航できたが、関東地震による隆起で陸化した。幅が狭いうえに亀裂が入っており、崩落の可能性があるので危険な海への門でもある。それ故、上を歩くことは禁止されている。私たちは東西結ぶハイキングコースを歩いて向かったが、かなり険しい道で、海岸も波食棚が発達していて歩きにくい。

馬の背洞門を丘の上から眺めると、太平洋に面した海岸一帯は、海食崖が発達し、海辺の自然がそのまま横たわっているって感じ。ここへは自転車も自動車も人も容易に近づけないため、ウミウ、ヒメウ、クロサギの繁殖地で、奈川県の指定天然記念物となっている。

丘の上から平坦な道を歩いて城ケ島公園へ。鎌倉時代以来の景勝地で、展望台に上ると風光明媚な景観が臨める。城ケ島は、漁業、軍事、交通、文学に深く関わってきた歴史を持っており、大正時代に北原白秋の「城ヶ島の雨」が評判を呼び、ロマンの島として名を知られるようになったが、戦後、「城ヶ島公園」として開放され、磯釣、磯遊びに適する行楽地となっている。

公園内に俳人松本たかしが初秋の島の夜を詠んだ俳句の詩碑がある。
  松虫にささで寝る戸や城ヶ島  
秋の夜、松虫が鳴いている。戸締りをしないで、松虫の鳴く声につつまれて安らかな眠りに入る・・・。松本たかし昭和13年の作で、当時、三崎との渡し船が唯一の交通手段。初秋の夕べには虫が鳴きこぞる島となっていたのだろう。

帰路のバスの車中から北原白秋の碑を見やり、「城ヶ島の雨」を口ずさむ。ああ、懐かしい歌。

   雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利休鼠の雨がふる
   雨は眞珠か 夜明の霧か それともわたしの忍び泣き
   舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆あげたぬしの舟
   ええ 舟は櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの心意気
   雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ

城ケ島は、思ったより綺麗な島だった。まして親友のKさんと見つめた島だったのでより印象深い島となった。まもなくKさんはノールウェーに帰国するが、私たちの瞳はひそかに来夏へとつながっていく・・・。

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長津呂崎の岸壁

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城ケ島灯台

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城ケ島灯台公園

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三昧鮪丼

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馬の背洞門の上から

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城ケ島公園への道

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俳人松本たかしの詩碑

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安房崎灯台の海風景

(次回の更新は8月15日の予定です)