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2016年11月19日 (土)

関東周辺をぐるり散策・昭和記念公園の紅葉

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東京都・立川市にある「昭和記念公園」には、もう既に何度も訪れているが、紅葉の季節になるとまたしても行きたくなる。今、銀杏の落葉で大地は黄金色、紅葉で空気が赤く染まっているにちがいない。ああ、昨年の銀杏の紅葉は見事だったなぁ~と、黄金色の並木が目に浮かぶ。今日は小春日和。芝生や丘の上を、足の向くまま気の向くまま自由自在に歩きたい。さあ~魅力的な魔女が棲んでいる公園へ!

朝10時過ぎ、園内前の視界はすべて黄金色。一葉一葉が輝き、落ちゆく一葉も黄金色。すべてのこれらに感動の言葉のどれひとつを投げかけるのがいいのだろうか・・・。うぉぉ~黄金色の並木道が池の噴水まで延びている!愛してる愛してるよ~~!

富士山麓に滞在中、晩秋になっても紅葉が進まない気象条件の秋だったが、例年より2週間遅れの紅葉が始まり、富士山に雪が降った。11月上旬の気温が平年より高かったことと長雨。綺麗な紅葉の条件は、寒暖の差が大きく、十分な日射量にあるとすれば、今年の紅葉の遅れは仕方がないが、大自然は太古からの息吹きを忘れなかったよ~。急に魔法の紅葉の秋になった。

並木の黄金色に酔いしれながら橋を渡り「水鳥の池」から運動公園へ。ここの銀杏並木も落葉はしているものの黄金色。周りの中間的な色合いの紅葉も特徴があっていい!そう、この公園はまさしく混ざり合った色の美がある。公園のあらゆる隅々から、こちらも綺麗よ!って散りゆく黄葉が合図をし、果てしなくつづく青空の下で微笑むさまは、まさに秋色。

「みんなの原っぱ」で、サザンカを眺めながら、いつものコースをいつものように散策し日本庭園へ。池を中心として滝、流れ、木橋に垂れ下がる紅葉を見やりながら庭園巡りをする。江戸時代様式の園だが、池に映る「逆さ紅葉」が、小刻みな波のうちに静かに、華やかに、鮮やかに浮かぶ。赤色で着飾ったモミジのなんと豪奢な風情!

紅葉の一角にあるカフェで一杯のコーヒー。散り行く紅葉と私の胸が響きあいドキドキワクワク。うごめく風に混じ震える鼓動を感じながらのひと時、「彩と静」を満悦したのだった。

     一杯のひととき

           このひと時を
           夢と呼んでいいですか?
           泣きたくなっている私を
           癒されてもいいですか?
           この一杯のコーヒー
           最高のひと時を
           嘘のようだと呟いてもいいですか?
           多分ではなく
           真に優しさに変わっていく

           遠くから見れば
           星屑に見える私たち
           でも見つめて
           すべてが輝いている
           さあ、この一杯のコーヒー
           すべてを忘れ
           明日のために笑える
           黄金色の一角
           太陽の光に照らされながら
           あなたと一杯のコーヒー

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広場のアート(蘇る樹々のいのち)

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アート(タイトル・あしたあした)

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水鳥の池

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ボート乗り場

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運動広場の並木道

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日本庭園前

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2016年11月 9日 (水)

富士山麓をぐるり散策・富士山の初冠雪

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うおぉぉ~富士の山に雪が降った・・・!! 例年より26日遅れの初冠雪の日は晴天。秋は紅葉に尽きるが、富士山の冠雪と合いまっての美しさは格別。待ってました。いざ天上山へ。澄みきった青い空に新雪を頂き浮かぶ姿は、まるで絵のごとく美しい。急に輝きだした富士山に瞳を凝らし思わず息をのむ。

10月にはいり2週間あまり富士山麓に滞在したが、晴天に恵まれる日は少なく、紅葉も例年になく遅かった。何処を眺めてもこれぞ秋という色彩に感動できなないまま落葉が始まり、そんな風情を無口に眺めることも。無論、富士山にも雪が降らなった。が、ついに10月26日、冠雪の姿が登場した。感動に酔いしれる日となり、秋の奥ゆかしさがさらにましたのである。いざカチカチ山から富士山を眺めよう~と嬉々と河口湖へ向かった。

山梨ではゆっくりくつろぐのが最大の目的だが、写真を撮るのも楽しみの一つ。陽が射し出すと、富士の表情を見よう〜と山麓巡りへ出かけるが、今日の最大の被写体は、無論、富士の冠雪。ヤッホー!!雄大な白い富士山と鮮やかな紅葉が織りなす絶景が広がってる。ああ、耀けよ、耀けよ、青空の下に、私たちの喜びのために。向こうに、いや、すぐ私たちの傍らで、私たちの微笑みの中で、富士山は絵葉書の限界を描いていた。恍惚たる冬への未来に向かって優しくも厳格な姿だった。
タヌキ団子をばっちり頂いたあと、みんなの想いが届いてよかったと、ぽつりぽつりと幸せ感を心に刻みながら下山。

大石公園で秋色の湖と、コキアの赤色を見つめ、さわやかに癒される。やっぱり秋はこの色と嬉しかった。色とりどりの花々を愛で、秋空を眺め光のつばさを感じた。さあ、小さい秋を追いかけた紅葉めぐりにおわかれしょうと山麓を後にした。
やがて山麓に深い雪が降り、銀世界の風景となるだろう~。そして再び陽光の射す春へと、そんな輪廻をイメージしながら・・

     
        富士に雪が降る

     雪に木も家も真っ白
     新芽も大地に閉じ込められ
     小鳥が寒そうに飛び交う
     雪で垂れ下がった木も重そうに
     日が高くなるのを待っている

     やがて溶け出す軽い雪
     私は思わず安堵の小声をもらす
     遠回りしながら温泉に向かう
     音なしの湯は身と心をほぐし
     湯煙の向こうの白い富士眺める

     昨日の富士はくっきり美しく
     絵はがきと同じ姿であった
     幼時に描いた空色クレヨンの空
     懐かしい色合いに郷愁を感じ
     透明の湯船で眺めた

     雪の岩風呂に冷身を沈め
     眺める景色は数本の赤松
     沈黙に覆われた松ぽっくり
     数を目で追う枝先に微風が流れる

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10月26日初冠雪・天上山から

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うさぎ神社

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河口湖から

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大石公園で

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河口湖周辺で

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湖上に浮かんだ六角堂

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レストラン・イエスタデー

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2016年11月 5日 (土)

富士山麓をぐるり散策・鳴沢紅葉ロードレース大会

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雄大な富士山と鮮やかな紅葉が織りなす絶景コースと銘打って毎年、山梨県・鳴沢村で開催されているマラソン大会も今年で六回目。10月23日の日曜日、活き活き広場で賑やかにスタート。
今年の紅葉は緑が目立つものの、天候もよく快適に走れる条件が整っていた。種目はハーフマラソン、10km、5km.、3.8km.キッズレースの90m…と盛りだくさん。

大会アドバイザーとして瀬古利彦さんが登場。かってのマラソン覇者の瀬古さんは、1956年、三重県桑名市生まれ。現役時代は国内外のマラソンで戦績15戦10勝。トラック競技においても5000mからマラソンに至るまでの日本記録を総ナメにした記録の選手。 当時、活躍する瀬古さんに若者は随分元気を頂いたもの。現に私の息子もそうで、青春時代、瀬古選手に憧れ、代々木公園を走っていた。

今回、瀬古選手とお会いし、そのことを告げお礼を述べた。瀬古さん「いやや〜、それはそれは~」と言われニッコリ。続いて私を見ながら「若いスタイルですね。そのぐらいがいいですね!」とまたもやニッコリ。私の雰囲気を気に入っていただいたのかな?と思い、素直に喜びながらツーショット!!

参加賞は、鳴沢の人気商品の6つからどれか1つを選ぶ。
1)地元鳴沢村で収穫した新鮮野菜セット。キャベツ1個、ジャガイモ1㎏、大根1本合計約3㎏のずっしり感のある参加賞。
2)鳴沢ブルーベリージャム150グラム(瓶入り)。 鳴沢村では、30軒位の農家でブルーベリーの生産をしている。甘さ控えめで色艶よく、ブルーベリー本来の味を堪能できる。
3)ルバーブジャム150グラム(瓶入り)。シベリア原産のルバーブは、高冷地鳴沢村にとても適した作物。育種から自主採取の種子を使った苗を作り、畑で栽培したものを収穫しジャムに。
4)ふじさん紅葉ソーセージ(シカ肉)170グラム。 富士山麓ではシカによる自然植生や農産物の被害が増えていることから、シカを食材として活用することで、富士山の自然環境を守ることを目指し商品化。シカはクセが無く、鉄分をたくさん含んでいる。
5)なるさわ菜の混ぜご飯の素240グラム。鳴沢菜に椎茸、雑魚をいれ甘辛煮にしたもの。
6)大会オリジナルマフラータオル

参加賞は以上の6つの商品から一つを選択するが、みれば、新鮮野菜セットを手にした参加者が目立った。今、キャベツも高値だし野菜は欠かせない食材だから、ずっしり感のある袋に魅力が集中したのかも。

9時25分。子どもたちの90mのキッズレースがスタート。その後、次々と種目別のランナーが元気よく駆け出していった。日光のなかに走り行く選手を応援・・・ガンバレ、ガンバレ!!

数日後、北斗市にある増冨温泉郷へ向かった。中央高速須玉インターから、塩川沿いに増冨ラジュームラインを経由し、塩川ダムを過ぎたら温泉郷に入る。私たちが入った「増冨の湯」は源泉かけ流しで、ゆったりと温泉浴と自然浴が楽しめるスポットとして有名。 地下300mから湧きだすナトリュームや塩化物などを多く含む源泉が、4種類の源泉風呂に堪えずかけ流し状態。茶褐色の源泉は風呂ごとに湯温が違い全体的にぬるめ。「細胞から元気になれる」と、まったり~まったりと湯の中でゆったりする人たちの顔も穏やか。神奈川とか遠方からやってくるリピータも多い。

日本の有名なラジウム温泉地としては、秋田県の玉川温泉がつとに有名。ラジュームが湧き出る温泉としては日本一の湧出量があるそう。ほかに新潟県の杉村温泉、兵庫県の有馬温泉、山梨の増富ラジウム温泉などいくつかあるが、今回、登場した増冨温泉は武田信玄が金山発掘の際に発見したといわれ、古くから病気治療など長期滞在の湯治客でにぎわっている。

説明によると、ラジウム温泉とは「ラドン元素とトロン元素を一定量以上含む温泉で、温泉水が地表に湧き出てくる途中、放射性のウランやトリウムを多く含む岩石を通過することで、これらの物質にラジウムやラドンを溶かしこんで湧出する」と書かれている。難病に効果があるようで、有名な温泉に浸かるには早くからの予約が必要と聞く。

増冨の湯で、茶褐色の源泉25度の湯にしばし浸かっていたおり、一人の女性が2ℓのペットポトルに源泉を入れながら「3日間で飲むみます。」と言われたので、どんなもんかとゴクン、ゴクン、ゴクンと口にした。ほんの三口だったが、体内にラジュームが浸透していくようで複雑な心境だった。さてさて・・・?

その夜、全身にひりひり感があり、あれれ、効く~~と驚いた。 実は、4月に台湾旅行をした折、ガイドさんがラジュームが含む台湾鉱石のブレスレットを紹介しながら日本のラジューム温泉の話もされていた。 ここ数年、山梨の温泉のあちこちに出かけているので、いつか増冨温泉にもと思っていたのでよい体験をした。

湯の煙でまったりした後、酵素玄米とこの地で採れる食材の自然料理「摘み草定食」も美味しかった。帰り際、湯の中で楽しく話を交わしたご婦人から、手作りの「巻きずし」ですがいかが?とさしだされた。無論、いただきますとにっこり。湯のけむりのプレゼントは温かった。すべての時が停まったような、静けさを繰り広げる山間にある増冨温泉は、秋の深まりゆく風景の中で、それはまるで大空の遠い園のような趣だった。

増冨温泉郷の近くに「みずがき湖」があるので寄ってみると、まさに紅葉の盛りで湖の周りは美しく、澄んだ湖に風が流れ、風がやむと湖面に山々が映り風情があった。みずがき湖ビジターセンターで地元のシイタケや赤大豆を息子たちの土産として買った。期せずして紅葉の美しさに巡り合え、一日の幸せがそこで素朴に実現されているようで、耀きの秋と嬉しさで、胸がいっぱいって感じだった。

        紅の喜び

       鏡のごとく澄みわたる湖に
       影ひたす富士山と紅葉
       湖面に鮮やかな彩が浮き上がり
       湖底に散紅葉が沈む
       山麓に広がるいくつもの小さな美が
       今、急に輝きだす
       そんな秋 富士山をまじまじ見つめる
       ああ、どうして私はいつまでも
       この山が好きなのか
       そう、思い出す
       嘆きの中で暗然としたあの時
       富士山は、夜空に星をちりばめながら
       見よ、見よ、あの光を・・・
       未来に残したいものを指し示し
       紅くもえる「時」を逃がさぬよう
       奥深い光景で語りかけていた  

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鳴沢紅葉ロードレース大会

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鳴沢村キャラクター

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キッズレースのスタート

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瀬古利彦さんとツーショット

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総合進行係の立川志ららさん161023__030_s_2


瀬古さんによるスタート合図

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八ヶ岳を眺めながら中央高速を走り増冨温泉郷へ

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高速道路・須玉インター

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増冨の湯

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自然料理「摘み草定食」

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北斗みずがき湖

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甲府より眺めた富士山

2016年11月 1日 (火)

富士山麓をぐるり散策・富士山五合目

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10月中旬、富士山五合目へ向かった。今年の紅葉は遅くまだ真っ盛りの黄金色に到達していなかったが神々しさは漂っていた。昨年の富士山の初冠雪は10月11日で山頂は白い輝きでまぶしく光っていたが、今年の富士山は、山肌をあらわにした雄々しい姿だった。富士山をよく知る人から、富士山の本然を見るには、8月初旬から9月初旬がいいとお聞きしたが、冠雪のないその時期、険しい山肌がくっきり見えるからだろう~。やがて白い帽子をかぶった優しい姿に変身するのだろうが、今年は秋以降も気温が高い日が続いたので、この時期でも褐色や灰色の凛々しい山肌がまだ残っている。さあ~憧れの山へGO!

富士スバルライン5合目入り口にある「奥庭自然公園」(標高約2250メートル付近)に駐車し坂道を下ること5分、奥庭荘に到着。この辺は天狗の庭とも呼ばれ、天狗岩など富士溶岩の塊が祭られている。昔、富士山に住む天狗様が日夜この庭で遊んだそうで、鳥居の後ろにある天狗岩は天狗様が山頂から小脇に抱え持ち帰ってここに置き、天へ上るとき、天から降りる時の台石にしたとされる。石畳みの遊歩道の両側には、カラマツ、シラビソ、コメツガ、シャクナゲ、ナナカマドの木や波うねった溶岩塊が点在し、コケモモ、タカネバラが目につくこの光景、昨年と同様。

火口底の遊歩道を300mほど行くと奥庭展望台に着き、雄大な裾野を広げる富士山の姿がくっきりと仰げる。御庭は標高2400m付近にある森林限界地点でもあり、丈の低いカラマツやシャクナゲが自生し、名前のとおりに天然の庭園って感じ。

雄大な富士山頂までの山肌の美しさ、大自然のスケールを感じさせる奥庭で散策を楽しむ。太古からの息吹、それはただ古いだけではなく、はるか遠くから吹く風の息吹と重なり、天をも貫く勇ましい富士を仰ぎ見ると、私の過ぎ去った年月をも、風に吹かれ流れゆくような錯覚におちいる。 そう、自然林が広がるお庭は、芸術家が造った庭のようで美的感覚抜群で素晴らしい。山頂から注がれる太陽の光が大地へ樹々へと説き伏せるように、はたまた話しかけるように流れいる。幸福に満ちあふれた傾斜面にも緩く、ななめに光が当たり、成熟された自然の内部へと・・・

奥庭から「お中道」へと移動。富士山の中腹を巡る「お中道」は、大沢崩れに向かって往復約8㎞の道のりで、はじめは起伏のない平坦な道でシラビソやトウヒといった針葉樹が広がる道。やがてダケカンバ、ハンノキが混じる深い原生の森へから荒涼とした砂礫の道へと。大沢崩れの全貌が眼前に現れる時、秀麗な富士山からは想像もつかない壮絶な顔を見る。凄い迫力だが断崖を前に、思わずじりじり後ずさり。数年前、私のウオークはそこで止まりUターンしたのだった。

そんな体験を胸に秘め、ここ数年、余り無理をせず、分かれ道にたどり着いたとき、富士山五合目の駐車場へ向かう穏やかなコースをウオークしている。晴天のもとにど~と鎮座する富士山を仰ぎながら、はたまた足跡を振り返りながら、八ヶ岳など南アルプス連峰や富士五湖の河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の眺望に目を細めながら・・・。厳しい自然に耐え、低く矮小化されたカラマツなどが自生する道を約2.5km歩き富士山五合目の駐車場へと。

青空の光を集中的に受けた五合目広場には観光客があふれ熱気がむんむん。カラフルな土産店やレストランが立ち並ぶ光景は何ともまぶしい。山道で出会ったのはすれ違う登山者と、無言の富士山だけだったためか、まるで違った空間が、時間が富士山のふところで点在しているようだった。さあ、レストランで豚丼を頂こう。心身共に大満足後、富士山でしか買えないコケモモのジャムをしっかり抱え、陽気な歌を口ずさみながら山を下っていった。

       わたしの人生

    パンチ パンチ
    わたしの人生は
    はちきれるエネルギーの中
    あ、あ、あ、あ
    わたしの山鳩よ一緒に飛ぼう!

    ピロ ピロ
    わたしの人生は
    はじける明るいリズムの踊り
    あ、あ、あ、あ、
    わたしの山鳩よ一緒に歌おう!

    オレ オレ
    わたしの人生は
    身をくねらせる笑いと音楽の川
    あ、あ、あ、あ
    わたしの山鳩よ一緒に笑おう

    パピ パピ
    わたしの人生は
    違う違うと修正の連続にあり
    あ、あ、あ、あ、
    わたしの山鳩よ一緒に飛び立とう

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天狗岩

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コケモモ

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お中道

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富士山五合目広場

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富士t小御嶽神社 161020__067_s

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2016年10月 9日 (日)

北海道の旅(その2)松前~登別~小樽~札幌

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二日目、駒ヶ岳の近くにある大沼温泉を後にし新幹線新函館北斗駅(ほくとえき)へと向かった。今回の旅に新幹線ちょい乗り乗車体験が組まれ、新函館北斗駅 ~木古内 (きこない) 駅の一駅乗車をする。それ以上だと青函トンネルに入り青森へと・・・それでは函館の旅もグッバイ、ハイさようならってことに。10分あまりの乗車だけど、一度乗りたかった北海道新幹線なので、新しい空気と風に吹かれるのも乙なものと思えた。

新函館北斗駅に到着。どんな駅?見どころは?と、好奇心丸出しで駅内をきょろきょろ。なかなか斬新的でいい感じ。ギャラリーには、人気マンガ「北斗の拳」の銅像があったり、駅2階から田をキャンバスに見立て、色の異なる稲を使っての「田んぼアート in HOKUTO」など、ご当地ならではの工夫も見られる。

新幹線が出発・・・はい、次の駅の木古内駅に到着。超スピードの短い旅は終了。古くから函館・松前・江差を行き交う人々にとって交通の要衝だった木古内町だが、ただ今、駅周辺は広々とした発展余地を残しおおらかな空間が随所に。徒歩で道の駅「みそぎの郷 きこない」へ向かい、しばし休憩タイム。

天候はおおむね晴れ。次なる訪問地の松前へ向かう車窓から北島三郎さんの家や、白神岬、北海道最南端にある白神灯台を眺める。が、何せ車中からの風景ゆえ、折戸浜・小浜の海岸の景勝も、瞬間的に遠ざかっていく・・・

松前町に到着。穏やかな雰囲気の城下町って感じ。弁当を持って急坂を登り、現在は資料館となっている松前城へと。1606年(慶長11年)松前家の初代藩主・松前慶広がこの地に築城したのが歴史の始まり。その後、火災や修築などを経て、城主大名になった十七世藩主・松前崇広が福山館を拡大し、5 年の歳月後、松前福山城を築城した。激動の時代に翻弄された松前藩の象徴のような城も、昭和24年6 月、松前町役場から出火した飛び火により焼失。昭和36年、現在の天守閣が再建された。

緑豊かな美しい城内で、アワビ弁当を頂いたあと、武田信広公を祀られてる松前神社へお参り。激しい歴史をいっぱい担いながら存在した城と神社も、今は町の中心を取り巻く力の象徴のよう。

さあ、次なる町は南西部にある江差へ。江戸時代のころから明治初期まで、ニシン漁業、基地、商業港として繁栄していた江差だが、北前船といわれた弁財船は、瀬戸内海を起点に日本海を江差まで西回りの往復航路をしていた。江差から積みこんだニシンは、各地で活発に取引きされ、多くの北前船船主や豪商が住み、街は活気にあふれていた。これらの北前船の往来により、関西文化の流れをくむ江差文化が生まれ、北海道文化発祥の地となる。

町名「江差」はアイヌ語「エサシ」(昆布の意)からでたもの。歴史的町並みのあるレトロな景観を持つ「江差いにしえ街道」沿いには明治、大正、昭和時代初期の特徴的な歴史的建造物が再現され、車道や歩道も石畳。街灯・標識や自動販売機も当時の姿を再現し、歴史的雰囲気を醸しだす。そう、昔にタイムスリップしたかのような町風景である。

1時間あまりの自由時間がスタート。あまり時間にゆとりがないが、まず、歴史的建造物の旧中村家住宅を訪れる。母屋は2階建てで、土台に笏谷石(しゃくだにいし)。建材に総ヒノキを使用した切妻造りの建物は、1971年に国指定重要文化財に指定され、3年後、町へ寄贈された。凝った造りの部屋の一つ一つに当時の繁栄ぶりが見て取れ、なかなか魅力的な住宅であった。

時間もあまりないが、どうしても「成翁山・法華寺」の天井の八方睨みの龍が見たかった。中村家の方に法華寺への道順を教わったが、寺は急坂の上にあり時間がかかりそう。だが躊躇なく私の足は寺へと。急ぎ足で急坂を登り始めたとき助け人が登場した。私たちのそばで車が急停車し、おばちゃんドライバーが「さあ、乗りなさい。私が法華寺の門前まで連れて行くから」と。ええっ!!ほんと!「遠慮はいらないから早く・・・。」はい、ご厚意に甘え乗り込んだ。車だと数分のところでも歩けばかなりの道のり。ありがたかった。おまけに街道へ降りる近道も教えてくださり大助かり。感謝しても感謝しきれない。

法華寺の山門をくぐり本堂へ。八方睨みの龍と言われる天井画と対面をした時、感無量。 思わず畳の上で大の字になり龍を観た。私の瞳に刻みこまれた龍の姿は、厳格で、清らかで、自由で、今にも空に向かって飛んでいきそうだった。八方睨みの龍の迫力は半端じゃなかった。まさに国宝的価値を持つ名画である。

約710年前、日蓮上人の弟子が法華寺を創建したが、寺の総本山は、山梨県にある「身延山」。何度かお参りしていたので、法華寺の龍ともご縁があったのかもしれないが、江差で頂いた深い人情は熱き思い出となった。教えていただいた近道を下ると「姥神大神宮」の横に出たが、民俗文化財指定である「横山家」もそばにあった。うぇぇラッキ!!行きたかった所ばかりだよ~。 

バスは追分流れるロマンの町、江差からに内陸部へと走り「登別」へ向かった。流れる風景の中に、海を挟んで羊蹄山(ようていさん)が見えだした。羊蹄山は北海道南西部にある容姿端麗な成層火山。頂上に周囲約2kmの楕円上の火口があり、富士山に似た姿で蝦夷富士(えぞふじ)とも呼ばれ、夕陽に染まった優しい姿は印象的だった。洞爺湖国立公園を通り抜け、やがて地獄谷から連想される鬼の歓迎を受けながら、登別温泉郷の湯けむりに包まれた・・・。

登別の語源はアイヌ語の「白く濁った川・色の濃い川」を意味し、古くから川の色が変わるほど豊富に温泉が湧き出している。バラエティ豊かな泉質が魅力的で、古くは湯治場として病気、怪我の療養に利用されている。今夜の宿泊は「 登別万世閣」。名湯とうたわれるこの温泉は源泉掛け流し。乳白色のお湯は気持ち良く旅の疲れも和らいだ。

翌朝、 札幌を通過し小樽へ向かう。石炭の積み出し港として栄え、今もクルーズ船が停泊するなど、小樽は、港、鉄道、にしんで栄え、いまも街中のあちこちに当時の栄華の面影がくっきり残っている。又、有名文化人も多く住んでいたと聞く。「チャタレー夫人の恋人」の伊藤整、「蟹工船」の小林多喜ニ。そして石原慎太郎・裕次郎兄弟が7年間小樽で過ごしたとか。宮本信子、精神科医の香山リカ、「石狩挽歌」の作詞家のなかにし礼など、小樽にゆかりががある有名人はたくさんいる。

小樽到着後、まず、浅草橋で団体記念写真を撮影。そして二時間あまりの自由行動がスタート。は~い、それでは寿司店へいこう~。やはり小樽の前浜や近海のネタで握った寿司は最高だった。今回の旅の魅力は新鮮な海の幸にある。ウニ、イクラ、蟹、アワビ、ホタテガイ、甘エビ、二シン、サケ、イカ、マグロ、タコ・・・まあ、ご当地の魚は頂けたようで、海の近くの旅なればこその恩恵だった。

小樽は坂の町。ぼちぼちした足取りながら、まずは定番の小樽運河へ。そして元銀行だった石造りの建物を見上げ、ガラス宝石店へ。数多くの市場、ラーメン、お菓子屋に食べ処、土産店、地元の魚を使ったかまぼこ店もありいろいろ・・・。 細い路地裏のような「出抜小路」を通りかかると、案内版に添えられた歌文句に目が集中。「小樽運河に、夢を見て、汗と涙がしみた路地、人のぬくもり心に沁みる。のめや歌えや肩組み合わせ、出抜小路は夢小路。銘店集い、味の路。」そう、小樽も人情の街だった。

バスは小樽から札幌へ入り、札幌市時計台の前で、カン、カン、カンと三時の鐘の音を耳にした。その響きは短くも楽しかった旅の終わりを意識させ、沈黙させる時の音だった。街中を通り北海道庁旧本庁舎へ。「赤れんが庁舎」の愛称で知られる煉瓦づくりの建物は、明治21 年に建てられ、新庁舎ができるまで約80 年間、道政を担ってきた。明治時代に作られたひずみのあるガラスや、寒さ対策の二重扉など、そこかしこに当時の面影が残っており、堂々としながらも優雅で美しい建物だった。

大通公園へまわると、テレビ塔を中心に食の祭典が開催中。農畜産物、加工品、ワイン・日本酒などにラーメンなど北海道の味覚が大集合していた。晴天の午後、微笑む人々の顔は明るかった。
やがて、一日がおもむろにくれてゆき、新千歳空港から羽田空港へと、大自然から大都会へと飛行機は飛び立った・・・。

         燃える海

          海よ、燃える海よ!
          私のそばでいてほしい
          胸の炎が海底を赤く染め
          揺れながら
          熱い息を吸い込みながら
          一緒に燃えてほしい

          たとえ波のはざ間を漂うとも
          私は目を閉じない
          生きる証を、今、海に求め
          涙もろくなった影に、
          水平線の赤い陽を重ねたい

          ああ、海よ、燃える海よ!
          私のそばでいてほしい

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大沼温泉ホテル前で

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新幹線・新函館北斗駅

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田んぼアート in HOKUTO」

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道の駅・木古内

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北島三郎さんの生家?

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白神灯台

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青函トンネルの入口

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松前城

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松前神社

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江差の町

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江差・旧中村家住宅

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旧横山家住宅

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親切な江差のおばちゃん

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成翁山・法華寺

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成翁山・法華寺

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姥神大神宮

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北前船

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江差の港

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羊蹄山(ようていさん)

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登別温泉郷の鬼

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小樽の運河

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旧百十三銀行・小樽支店

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出抜小路

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札幌の街

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札幌・時計台

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北海道庁旧本庁舎

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2016年10月 4日 (火)

北海道の旅・函館~小樽~札幌(その1)函館

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今年の夏、北海道も台風に数回見舞われた。本来、9月下旬はまだ夏の名残の中、うっとりと柔らかな日差しを肩に感じるころと思うが、函館空港に降り立った時、曇の合間から夏と秋の風が同時に流れてくるようだった。どちらの風も狼狽しながら再び雲中へと流れ去ったが、こんな経験はしたことがないって、二つの風が呟いているようだった・・・。

 北海道の三都といえば、函館、小樽、札幌と言われるほど観光の定番。私たちの旅のはじめは、先ず函館。日本三大夜景(函館、神戸、長崎)と異国情緒感じるハイカラ散歩が楽しめる函館へ向かった。 今回のツアーの参加者は25名。バスの座席にもゆとりがあり空気ものびやか。が、スケジュールは人数に関係なくびっちりと見どころが組まれている。それでは出発。先ず30分ほどのところにある五稜郭跡(ごりょうかくあと)公園へと向かった。

五稜郭公園は、多くの木々と堀に囲まれた星型の城郭。夏は緑色で秋は赤黄色、そして冬は白色で春はピンク。桜の名所として約1600 本の桜の花が咲く。函館市の桜の開花は五稜郭公園のソメイヨシノが標本木として観測されている。

かつて榎本武揚、土方歳三らが率いる新撰組にとって最後の砦となった函館戦争の舞台でもあった五稜郭だが、築造に着手するとき、徳川幕府は開港に伴う防備強化を図るため、人馬が出てくるのが直接見えないようにと、星形の城郭を考案し、菱形状をした土塁を作った。土塀は一の橋を渡った右手に1 カ所あったので登ってみると、下を歩いているときは見えなかった五稜郭が確かに見えた。防御側の死角が少ないと考えた先人の知恵になるほどとうなずいたもの。後、五稜郭タワーに上った。

五稜郭タワーは、五稜郭築城100年を記念して昭和39年に初代タワー(高さ60m)が建造され、平成18年に高さ107mのタワーが完成。展望台は五角形、塔体の断面も星形で、五稜郭と同じ星形をモチーフにして建てられた。展望台からの眺望は曇り空ながら、星形の特別史跡五稜郭がはっきりと見渡せた。

次のお楽しみ観光は、函館の西部地区ある赤レンガ倉庫群(ベイエリア)。歴史は古く、長崎から来函し、輸入雑貨や船具などの販売を手掛けていた初代渡邉熊四郎が明治20年、建物を買い取り倉庫業を始めたのがきっかけ。長年にわたり貿易に利用されてきた倉庫だが、一度大火で6棟が消失し、明治42年に不燃質の倉庫として再建。我が国初の国際貿易港として賑わっていた。

数棟は現役の営業倉庫として活躍を続けているが、貿易港や北洋漁業の衰退によって倉庫としての役割は終え、現在は飲食店や土産物屋の入る商業施設になり、ショッピングモール、ビアホール、イベントホールなどとして営業開始。
港町の岸壁に建ち並ぶ赤レンガ倉庫は、横浜や神戸、長崎など各地にもあるが、海のそばでカモメが飛び交う風情には港町ならではの異国情緒が漂っていた。

レンガ倉庫の洒落たレストランで蟹コロッケランチ頂いた後、二十間坂の上にある教会群の観光へ。函館ってホント、何処を歩いても異国情緒が漂っていると感心しながら、まず、東本願寺函館別院を眺める。次に函館聖ヨハネ教会と函館ハリスト正教会。聖ヨハネ教会は茶色の十字架をした屋根で魅力的。その二つに教会の間にある坂は「チャチャ登り」。石畳の雰囲気がとてもよく印象的!

そして明治43年に市民の応援を受けて建築された旧函館区公会堂の建物も素晴らしい。 港を見おろす高台にある元町公園へ。函館奉行所や開拓使がおかれ、北海道・道南の行政の中心だった場所で、旧北海道庁函館支庁舎のルネッサンス風の洋館、古いレンガ造りの函館支庁書籍庫が建ち並ぶ。

いよいよ、函館山から夜景を楽しむ夕暮れ時となりました。旅のはじめ、一日目の天候は雨の予報だったので、誰しもが夜景の一望は無理と思っていた。が、空港に降り立った時、曇り空ながら雨は遠のいており、時おり薄日も差していた。凛とした空気にきらめく夜景が満喫できるのだからラッキの一言。

函館市と近郊を一望できる展望台へ急ぎ足で駆け上がり、函館市街地と周辺の海や山を見下ろす。うおぉ~いいぞ~!函館山(標高334m)は、今から約100 万年前の海底火山の噴出物が土台となり、その後の噴火で隆起や沈下を繰り返し大きな島として出現。海流や風雨で削られて孤島になったが、流出した土砂が堆積して砂州となり、約5000 年前に北海道と陸続きになった。昭和28年、山頂に展望台が開設された。

函館最大の観光ポイントだけあり、大勢の観光客でごった返し。隙間をぬってパチリ、パチリと記念写真。確かに函館の夜景には不思議な魔法の輝きがある。いいなぁ~と興奮気味。
美しさの理由は「海とあかり」。右側の海は津軽海峡、左が函館湾。あかりのひとつひとつは、人工のサーチライトやネオンサインではなく、函館の人々の暮らしの中での照明や街路灯で柔らかな光であること。そう、海とあかりが心癒す夜景を形作っているんですね。

その夜は 西大沼温泉「函館大沼プリンスホテル」。豊富なお湯は素肌に優しい単純温泉で、泉質はアルカリ性。湯上りは「すべすべつるつる」って感じだったが、何より露天風呂から蓮池の風情を堪能できたのが嬉しかった。

           短い夏は過ぎ去り、秋の風

       暑い夏は海に沈む
       秋を呼び地平線の彼方に
       真っ赤な太陽に吸い込まれ
       青空に秋の雲が流れる
       振り向けば夏の顔は薄れ
       手のひらの日焼けも消え
       時はいつも速足で通りさる

       穂が実る大陸に夏はもういない
       心に涼やかな風が流れるが
       知らない色の旅へとつなげよう
       そこから生まれる光を信じよう~

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函館奉行所

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5メートルの土塁

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五稜郭タワー

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五稜郭タワーから五稜郭を眺める

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タワー内

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赤レンガ倉庫群(ベイエリア)

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日本最古の四角いコンクリート電柱(大正12年)

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チャチャ登り

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東本願寺函館別院と二十間坂

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海までのびる八幡坂160928__084_s


函館聖ヨハネ教会

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函館ハリスト正教会

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カトリック元町教会

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旧函館区公会堂

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元町公園

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旧北海道庁函館支庁舎

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函館支庁書籍庫

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旅を続ける男の像

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北島三郎さんの母校

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函館大沼プリンスホテルの露天風呂からの風景

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2016年9月26日 (月)

関東周辺の散策・代々木公園~エキスポ・ボリビア

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9月に入り晴天の日が少なく雨、曇りの空模様。日時計は立って、秋の時間を示しているものの、10日間で陽が射したのはたったの一日分では、なんともすっきりしない。そんな日々でも、私は自然から受ける幸せを求めウオークを楽しんでいるが、小雨のように降り注ぐ湿っぽい朽葉を踏む新宿御苑で小さなため息をひとつ。うお~見よ、ただ今、小雨の風情がすべてなんだ!

24日の朝、陽が射している。さあ、代々木公園を散策しょうとハッスル。いつもは公園を横切り明治神宮へ向かうことが多いが、今日はくまなく公園を散策することに。スマホを手にポケモンに夢中の人とすれ違いながらバラ園へ。雨の滴で濡れるバラに憂いなく、美しく咲く花に感嘆しながら奥地へ向かう。植生回復保全地域の設けられた内部の小道をじぐざくに歩き外部の空間へ抜け、花壇へ。うおぉぉ~秋の花が咲いているよ!

渋谷で昼食を楽しみ、エキスポ・ボリビアへ向かう、最寄り駅のJR市ヶ谷駅へ降り立つと土砂降り。カメラを入れた重いリュックを背に、急坂をのぼりつめたとき、ふと思う。もう笑うしかない、心に太陽を~唇に歌を~♪

実は、私のスペイン語の先生の出身国はボルビア。面積は日本の約3倍で広大な国。人口は871万人。首都はラバス。農業は大豆や砂糖などで、銀、銅、鉛などの鉱物資と原油を中心とする一次産業が主。高原の国として知られ、国内の主要都市の半分近くが標高2000m~4000mにある。確か先生のご家族も標高4000mの高地に住んでおられるとか。富士山より高い地に住んでるなんて、すごいってびっくりしたのを思い出す。食文化としては、パン・ジャガイモ・トウモロコシが主食で、牛肉・鶏肉を食べる。ボリビアは海を持たないため、海産物の食文化は持たないらしい。

展覧会会場で、ボリビアの音楽を聴いたり、歌に合わせて踊ったり、民族品や食品の数々を興味深く見つめた。私は芋のみで作られたチーズパンを購入。団子のような丸いパンは固く歯ごたえ満点。フランスパンもそうだが、外国のパンって固いのが多い。こんなの子供の時からかじっていると歯が鍛えられそう~と思いながら私はかじった。 展覧会の実行委員長でもある私の先生は40歳半ばの美しい女性で、なかなかのおしゃれさん。そう、素敵なスペイン語の先生である。
帰路はまたまた土砂降りの中。でも異文化を堪能した後に見る風景の色は違っていた。ちょっぴり歓びの色合いだった・・・

      すすき

    静寂の秋のまなざしあまた
    代々木公園の中にのぞく
    誰もいない無言の片隅で
    無数のススキが
    草間からにょっきり背を出し
    色づいた秋の花々と 風に揺れ、
    澄んだ空気を震わせる

    かぼそい茎と葉と
    清楚な穂花
    寂しげな風にもめげず
    夢見つつ、
    もの思いつつ
    しなやかに、うるわしく

    赤トンボが高く低く
    ススキの上をすいすい飛ぶ
    ああ、私は叫ぶ。なんと清々しい秋!

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エキスポ・ボリビア

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先生の創作ブローチ

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チーズ入りの固いパン

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代々木公園

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ルドベキア

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フイリカンナ

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ジュズゴ

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スイフヨウ

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ハツユキカズラ

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アゲラタム

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カタバミ

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2016年9月 7日 (水)

富士山麓をぐるり散策・河口湖周辺

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8月にはいり3週間あまり、富士山麓に滞在したが、晴天に恵まれた日は少なく、曇、雨、はたまた台風にも見舞われ、富士の雄姿を眺めるという豪奢なおもいを果たせないまま心にたえていた。
が、ある朝、ややっ、晴天!と小躍りする朝を迎えた。いざカチカチ山から富士山を眺めよう~といそいそと河口湖へ向かった。

「天上山=カチカチ山」となったのは、太宰 治が昭和13年に河口湖町御坂峠の天下茶屋に滞在中、おとぎ話「カチカチ山」を現代風に仕立てた小説「御伽草子・かちかち山」を書いたことからで、それから有名になりこの夏も多くの人が訪れていた。

河口湖畔駅から富士見台駅までロープウェイで登り、標高1075mの展望台から雄大な富士山と河口湖の美しい姿を眺めるのが通常のお楽しみコース。だが最近、遠足でやってきた子どもたちや、家族ずれがさらに足を延ばし、展望台から15分ほどの道のりにある頂まで行くケースもままみられ、少しの距離だがハイキングを楽しむ観光客も増えている。

今回、私も山道をさらに登り頂へと。天上山山頂には小御嶽神社が祀られているので、以前はよくお参りしたのだが、最近は富士山が見える展望台まで登山した後、急に輝く空間に満足しながらタヌキ団子を楽しみ、そのまま下山することが多かった。久しぶりの山頂の祠参りに心もすっきり。さあ、タヌキ団子を頂こう~と展望台へ。しばし富士山と仲良く見つめ合った後、下山した。

台風の後、晴れ間が広がったので母の白滝へと友人と向かった。山の麓にある浅間神社に車を止め、そこから登山を楽しんだ。が、到着した時は、もはや富士山に雲がかかりすっきり見えなかった。展望台から少し下ったところにある母の白滝に着くと、びっくりするほど滝は美しかった。この時期、水量の少ない滝だが、台風の影響か、豊かな水が、白い飛沫をあげながら落下。綺麗!!二人は興奮しマイナスイオンをいっぱい吸いこんだ。
数日後、まあまあの晴天日、すっきりと富士山を眺めたく今一度母の白滝へと向かった。雲がかり富士山だったが、揺れ動く高い梢の中から美しい富士山の稜線を捉えることができ嬉しかった。

このように、今回の滞在中、すっきりしないお天気模様だったので、山越えをしないで近場の河口湖周辺の散策を楽しむことが多く、富士山は見えなくても湖は澄んでおり底まで青く見えるようだった。大石公園で花を愛で、天然酵母の自家製パンをほうばり、レストランで味深い料理を頂くのはやはり至福時に違いない。

又、小屋の庭の整備にも気合を入れた(と言っても私はほとんどしていなく樹海を歩いていたけど)。ベランダからの眺めがいいようにと、数本の細木を伐採し、枝落としをした。汗を流した甲斐があったようで、陽もさらに射しこみ緑の空気の流れもよくなった。もともとは樹海の中で建てられた小屋なので、庭には年輪を重ねた大木や風穴のような洞穴もいくつかある。
まあ、作業がはかどったのは、出かけにくい曇り日の多かったことが幸いしたのかも。

さあ、東京へ戻ろう~。10月になれば紅葉も美しい!!富士山五合目から雄々しい富士の姿を眺めたいなぁ~と夢を抱きつつ小屋を後に・・・。

      樹の海   

    神秘な木立に吸い込まれながら
    木々の隙間から高い空を仰ぐ
    赤松が立ち並ぶ一角に
    不思議な一本の木に出会う
    木は半ばで二股になり2本が空を突く
    小枝なき木肌に光があたりつややか
    何度も振り返り通り過ぎていく
    忘れがたい木となった
    捕らわれるものの無さの心境に
    気持ちよい感傷に浸ながら
    深くマイナスイオンを吸い込んだ

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御嶽神社

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太宰治の文学碑「惚れたが 悪いか」(「カチカチ山」より)

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河口湖

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母の白滝

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栃の実

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母の白滝展望台

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河口湖浅間神社

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大石公園

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湖畔のパン工房レイクベイク

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八木崎公園

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河口湖に浮かぶ六角堂が水面が下がり陸続きとなる

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六角堂

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鳴沢村・芝生公園

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2016年9月 3日 (土)

富士山麓をぐるり散策・明見湖(あすみこ)公園

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八月中旬、富士吉田市にある蓮の池で有名な明見湖(あすみこ)へと出かけた。湖面面積1万3640平方メートルの湖に約2万株のハスが自生し、湖面から伸びた茎の先に直径20センチ以上の大きなピンク色の花が綺麗に咲き誇っていた。

懐かしい里山に囲まれた明見湖は、縄文時代に富士山の溶岩が辺りの川をせき止めて作られた「せき止め湖」とも考えられた。富士山の麓の代表的な明見湖だが、江戸時代には、富士山信仰とかかわりが深い「富士八湖」(富士五湖・四尾連湖・明見湖・駿河の浮島沼、)のひとつとして、富士山信仰の富士山道の垢離場(こりば)だった。神仏に祈願するため冷水をあびて体のけがれをとり、清浄にする修業場であった。このように富士山に縁の深い明見湖を、浮世絵師の葛飾北斎は、「富士百景」の一場面に親しみのあるこのあたりの村をよく描いていた。

清流と沼の多種多様な生き物が同居し、多くの水鳥が羽を休めるなど、古くから住民に親しまれてきた湖だが、近年、ブラックバスやブルーギルといった外来魚が繁殖し、ホトケドジョウやメダカ、ホタルなどを食べるとして問題視されていた。そこで、市は2010年8月、湖の水を抜いて一斉清掃を初めて実施。外来魚の駆除や湖底にたまったヘドロ、ごみの除去をした。おかげで今は、美しい池の姿を回復しつつある。今後、本来の生態系に戻して行くよう、他の生態系からの生物の持ち込みは禁止、釣った魚は池に戻すなど、蓮池を愛でる人々に呼びかけている

2007年に完成した明見湖公園の総面積約3.4ヘクタール(湖を含む)。「里山」「体験学習」「親水」「ビオトープ」「ひろば」「サンクチュアリ」の6エリアがあり、湖の周囲に歩道も設けられ、ウオーキング、農作業体験、釣りなど自然との触れ合い、憩いの場として素敵な池に生まれ変わっている。

 私たちが明見湖に着いたのは朝9時30分ごろだったが、蓮の花は綺麗に咲いていた。朝、小屋から一目散に飛んできてよかった。湖面いっぱいにピンクの花が咲き誇る風景を眺めブラボーと、思わず叫んだ。
体験教室の前で売られてる「こんにゃく」を手に地元の人と談笑。こんにゃく料理を教わったり、蓮の花を前に思い出写真を一枚。はい、92歳のご婦人の笑顔が一段と輝くひとときに、全員が二ッコリ。そう〜至福時を味わった。

蓮の花を愛でながら、釣り人との楽しいご挨拶、アメリカザ二ガニを捕まえる子どもたちを応援しながらの散策は、ちょうどいい運動にもなり嬉しかった。

       蓮の花
     淡いピンクの上品な色合い
       池にさす光と溶け合い神秘的
      どの花にも似ない素晴らしい雰囲気
      ああ、蓮ってなんと明るく愛される花なんだろう

     可憐なつぼみが微かに開くとき
      蓮は微笑みながら
    朝つゆの重みに耐えかねる私に
   まだまだできることがあるよと
   いつかしか忘れていた明るい時と
   純粋さへのメッセージを投げかける

   小さな池が大きな湖に見えたなら、
   さあ、あの小舟で漕ぎ出そう
   幽玄の広がりへかき分けていこう
   ああ、蓮ってなんと優雅で愛されるな花なんだろう

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こんにゃく1袋150円

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浮世絵師の葛飾北斎「富士百景」の碑

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2016年8月 7日 (日)

関東周辺をぐるり散策・しながわ水族館



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梅雨明けのある日、鎌倉の友人と「しながわ水族館」へ行った。 「この夏、しな水はミステリーに包まれる・・・。恐怖と幸運を呼ぶ?ふしぎな生き者たち~」などとキャッチフレーズされたプロデュースの影響か?おおぜいの子どもたちで賑わっていた。

4つのカテゴリーに分かれたスポットが館内のいたるところに出現!「伝承」や「怪談」「恐怖」のスポットでゾクゾクッとしたあと、開運スポットで幸運をつかもう~と家族ずれが右往左往。 いやはや、混雑で写真など楽しむ隙間がない。いつもは静かな館内をそぞろ歩きながらお魚ちゃんを見つめていたが、今日は子どもたちの後ろからそっと眺めるしかない。まあ、子どもたちが楽しんでいるのだからいい企画に違いない。このご時世、いろんなアイデアを施し、特徴ある水族館にしなければ人気もなくなり人でも少なくなる。さすればお魚ちゃんも寂しくなるかも・・・

さて、生きものの生命の歴史を振り返ると、かって大自然がそのまま残っていた頃、様々な生きものを育む森からは豊かな水が湧きだし、澄んだ水は、川の流れとなり、海へと注がれ、豊かな漁業資源を生みだしていた。が、人の手が加わり森の環境が悪化。今、多くの生物が絶滅の危機に瀕している・・・。

今一度、自然体を見直し、森を守り、再生し、多種多様な生き物が棲みつく環境を作り出し、後世に残すことにつなげようと、しながわ水族館も森の安全と再生をモットーに、いろんな面から訪問者へメッセ―ンを送つている。

「品川と海」の関係のルーツは江戸時代にさかのぼる。将軍家にシラウオ、クルマエビなどの鮮魚を納めるなど、品川は漁師の町として繁栄していた。 品川から羽田にかけては海苔の養殖が盛んに行われ、品質の良い海苔の特産地として有名であった。又、潮干狩りの楽しめる海岸も多く残されており、花見と共に人々の娯楽として庶民に親しまれてもきたが・・・

現在では海岸のほとんどに護岸工事がなされ、海上輸送の重要な基地と変化してしまった。昔のきれいな海も近代化し、便利になるにつれ汚染が進み、悪臭が漂う海になってしまった。が、コンクリートに囲まれた品川の海にもクロダイ、スズキ、ムラサキイガイなどの生きものが逞しく泳いでいるのは、環境改善に努めてきた自治体や企業が、工場排水の海洋投棄の規制、下水道や処理場の充実に力をいれ、環境改善に努められたおかげであり、近年、その成果が徐々に東京湾に現れている。

いとしい自然の生命をふりすてることなく、私たちも海を汚さないように心がけ、昔のような美しい自然を取り戻せるように努力していかねばならない。そう、海での生きものの生命は、私たちの生命へ、生命へと立ち帰ってゆくと思うから・・・

水族館の最寄り駅は「大森海岸」。「昔はこのあたりまで海岸が広がり、海苔の養殖が盛んだったんだよ~」と友人がつぶやいた。なるほど、なるほど。友人の話は東京湾の古の香りがした。

梅雨が明けても、その日の午前中、なお雨が降り、天気も思わしくなかったが、ランチタイムを過ごした後、晴れ間が広がっていた。水族館前を走る川に沿って散策をした。写真を楽しみながらそぞろ歩いた後、大森海岸駅へとバックし帰路についた。
「 ホント、楽しかったね。次は横浜・八景水族館へ行こう~、私が案内するから。」と友人が言った。海と島と生きもののテーマパークに夢を感じ、私はOKと即答。うおぉ~いいなぁ~。楽しみ楽しみ~!

     別れを水辺で

    水辺の思い出が揺れ
    楽しんだひとときも揺れ
    二人は水族館の外へ・・・
    私、品川駅へ向かいます
    私は、横浜駅と友人が微笑む。

    爽やかな風が満ちるホーム
    友人の手が揺れ
    私の手も大きく揺れ
    それぞれの電車がすれ違う瞬間
    次の夢が急に輝きだす

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しながわ水族館

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ドジョウ

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潜水服の女性と魚が戯れる

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竜のおとしご

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